朝。
といってもまだ5時で外は暗い。
トイレに行こうと部屋を出たら、
玄関に見知らぬ少女が座り込んでいた。
目と目が合う。
「こんばんは」
声を出さずに彼女はそう言った。
反射的に会釈する僕。
・・・寝ぼけているのか、夢なのか。
いや、現実だ。
トイレでふんばっている間に気づいた。
彼女は妹の友人だ。
うわ・・・落ちねぇ・・・
さて・・・どう
や
っ
て
落
と
そ
う
か
な