ドリパ短編#012「Soul Eater」









?「ぐ、あ・・・先輩、逃げて・・・ください
2体の夢魔・・・シャドウに抑えられている青年・・・ケインは声を絞り出す。
シャドウは人型夢魔で、ある程度実力あるものでなければ苦戦を強いられる。
ジェイ「ふざけろ、それはお前を助けてからだ。
瞬時に3発の弾を夢魔に撃つ。


2発はケインを抑えているシャドウに。
もう1発はジェイの足元にいたシャドウに撃った。


ケイン「はぁ・・・はぁ・・・助かりました、ありがっ・・・!!!!
ジェイ「!!?
ケインの腹から刃が飛び出す。
微妙に体が浮いている。
?「あまいあまい、ボクはずっと後ろから狙っていたんだよ?☆
黒マントの男がケインに刺している鎌。
始めゆっくりと抜いていたが、すぐに抜き出した。
ケインは膝から折れ、前のめりに倒れこむ。
地面すれすれで、体は煙状となりケインは消滅した。
いや、正確にいうと死んではいないのだが・・・。
ジェイ「てめぇ・・・!!ソウルイーターか?!
SE「あーなんかそう呼ばれてるみたいだね。なんかカッコよくない?w
ジェイ「・・・予定変更だ、お前を・・・消す。
SE「あははは・・・うざいよ、おじさん。アンタが消えな。
ソウルイーターの目の前には誰もいなかった。
SE「あれ?・・・マジで消えた??


カチャ


ジェイ「どこを見ている?
ソウルイーターの後頭部に銃口を押し当てる。
SE(伊達にSクラスじゃねぇな・・・ん?
?「ジェーーーーイ、どこーーーーー??
ジェイ(バカあのクソガキが!!


ドン


エリカのそばにソウルイーターが現れる。
エリカの首に鎌が掛けられている。
エリカ「・・・え??
SE「ククク、キミは勝利の女神だよ。お礼に消え
ジェイ「やってみろ、お前もタダじゃすまんがな。
SE「冗談。正直アンタとガチで戦ったら負けるのがオチだ。
ジェイ「よくわかってるじゃないか。
SE「ていうかさ、いつまで偽善者きどってんの?レイジさんよぅ??
ジェイ「!?
エリカ「え?
SE「なに動揺してんの?w自分の本名言われただけじゃんwwww
ジェイ「・・・ちっ
SE「んじゃね☆
ソウルイーターはどこかへ消えた。








ジェイ「・・・ふぅ、エリカお前なぁ
エリカに説教しようとするが
エリカ「ジェイ・・・聞きたいことあるの
ジェイ「!・・・なんだ?
エリカは真剣な顔をしていた。
ついさっき自分が危険な状態であったことを忘れているようだった。




エリカ「ジェイって、レイジっていうんだねwww
エリカは笑顔を見せた。
ジェイ「・・・・・・・・・・・そのことかよ
ジェイは体をガクっと曲げバランスを失った。








エリカ「あれ?レイジって人の名前どこかで聞いたような・・・??